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【逆流性食道炎…実は「胃酸」が原因じゃない!?】

こんにちは♪
ミヤモト薬局の宮本慶一郎です😊

最近、お店でもよくご相談いただくのが
「逆流性食道炎」のお悩みです。

「年齢とともに胃酸が逆流しやすくなって…」
という声も多く聞きますが、

実は、漢方では少し違う視点から
この症状を捉えるんです。

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脂っこい食事をした後に
・胃が重い
・胸やけがする
・喉がイガイガする
そんな経験、ありませんか?

実はこれ──
“油や脂肪をしっかり消化できていない”
ことが原因かもしれません。

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私たちの体では、
脂肪を分解・吸収するために
「胆汁(たんじゅう)」という消化液が使われます。

ところが…

この胆汁、40歳を過ぎると
分泌がぐっと減ってしまうのです。

すると…

・脂っこい物を食べても分解できない
・食べ物が胃に長くとどまり
・無理やり消化しようと胃酸をドバッ!
・結果、胃酸が逆流して炎症に…

という悪循環に💦

これが、漢方的に見る
「逆流性食道炎」の根本的な流れです。

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ちなみに、漢方では
このような未消化の状態を「痰(たん)」と呼びます。

痰がたまると
・お腹が空かない
・でも食卓に着くと食べてしまう
・なんとなく胃が重い
・胃のあたりがポッコリしている
などのサインが出てきます。

とくに、外食が多い方や、
脂っこいもの・甘いものが好きな方は
注意が必要かもしれません。

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このような症状がある方は、
「胃酸を抑える」のではなく、
まずは“消化力”を見直してみましょう。

体の働きに寄り添ったサポートをすることで、
薬に頼らず、症状がどんどんラクになっていく方も
たくさんいらっしゃいます。

気になる方は、
お気軽にご相談くださいね😊


🔖【やせるメモ】

空腹を感じないまま食べていると
代謝も下がり、やせにくくなってしまいます。

「なんとなく食べる」をやめて、
本当にお腹が空いた時に、
やさしい食事をとるように心がけてみましょう✨

(●^o^●)